「ファインデイング・ニモ」という映画に登場した「メンダコ」って皆様はご存知ですか?
深海に棲んでいるタコで、陸に上がった時に平面になってしまうタコの事です。
深海に棲んでいるせいもあってその生態はほとんどわかっていません。
普通のタコと違って墨も吐かない様です。
その姿が可愛いと言う事で今人気が出てきています。
そのメンダコ、日本の水族館で見る事ができるらしいのです。
今回はメンダコを見る事ができる水族館について紹介します。
メンダコを見る事ができる水族館は?
メンダコの生息域は、深海150~1060mと言われています。
分布は相模湾~九州近海と言われています。
また、それよりも南の東シナ海にも生息しているという話もあります。
メンダコは飼育するのはとても困難なので、いつでもメンダコに会えるわけではありません。
しかしメンダコを飼育したことのある水族館は日本に7カ所あります。
アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城)、葛西臨界水族園(東京)、サンシャイン水族館(東京)、新江の島水族館(神奈川)、沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム(静岡)、名古屋港水族館(愛知)、鳥羽水族館(三重)です。
この中で葛西臨界水族園は世界で初めてメンダコの孵化に成功しています。
又、沼津港深海水族館シーラカンスミュージアムはメンダコの飼育日数世界記録を更新しています。
最初の頃は2~3日程度しかできなかった飼育期間を最高記録は50日以上に伸ばしました。
新江の島水族館では、2015年に48日という記録を打ち立てました。
日本の水族館は頑張っていますね。
他の日本の水族館もメンダコの飼育に関しては、様々な工夫をしています。
また、冒頭にも書きましたが、メンダコはいつでも見る事ができるわけではないので、必ず確認してからお出かけ下さい。
まとめ
飼育が難しいと言われているメンダコですが、日本の水族館は世界記録を2つももっているのですね。
日本の飼育員さん達は、なんとかメンダコを見てもらおうととても努力をしているようです。
メンダコはとてもストレスに弱いそうなので、水族館へ行ってメンダコに会えても、飼育員さんの言う事を守って、騒がないようにして下さいね。