気持ち悪くてかわいい、と水族館で人気のオオグソクムシ。
皆さんご存知でしょうか?お好きでしょうか?
そのオオグソクムシの生態についてまとめてみました。
いやぁ、今回は訳の分からんもんが食えるお店に行って来ました!\( ‘ω’)/
一枚目がワニ🐊、二枚目がカエル🐸、三枚目がオオグソクムシ、四枚目が鹿🦌のジンビエ君です‼︎😆美味しかったですし、楽しかったのでまた行きましょう‼︎
( ̄▽ ̄;)味の感想を聞きたい人はDMかコメにてお教えします pic.twitter.com/e3OPfR34pW
— むかい ゆう (@fishhash) 2018年8月11日
オオグソクムシの生態について
オオグソクムシは、日本の中陸部の水深150メートルから600メートルの深海に生息します。
彼らは、深海に沈んでくる魚やイカ、たこの亡骸や、弱ったヒトデなどを食べて静かに生きています。
オオグソクムシはダンゴムシや、フナムシの遠い親戚で、姿はダンゴムシによく似ていますが、生態はフナムシの方が近いでしょう。
お腹の足の付け根にエラを持ち、エラで呼吸します。
スナホリムシ科に属し、砂に潜って体を休めたり、外敵から身を守ります。
また、オオグソクムシは外敵から身を守るために口から黒い汁を出します。
その汁は強力で、小さな水槽の中では、自らも危険にさらされるほどです。
近年、オオグソクムシは水族館でその姿かたちの気持ち悪さと可愛さに人気が出ました。
静岡県焼津市ではふるさと納税の返礼品になり、話題になりました。
オオグソクムシを返礼品にもらった人は、食べるか、または、自宅で飼育したようです。
ちなみに、オオグソクムシは素揚げにしたり、焼いたり蒸したりして食べることができます。
好き嫌いが分かれるようですが、エビやシャコに似た味です。
ただし、内臓は前述の苦い汁があるため、食べないようにしましょう。
オオグソクムシを飼いたいというマニアもいるようです。
オオグソクムシは、人工海水を用意して、水温は10度から17度までに保って飼育し、適切に管理すれば、難しくはありませんが、この温度を超えると命に関わることがあるので注意が必要になります。
オオグソクムシ の仲間であるダイオウグソクムシは、長期にわたり餌を食べず、話題にもなりましたが、オオグソクムシは2.3日に一度食事をします。
また、脱皮も頻繁に行います。
オオグソクムシとダイオウグソクムシは大きさが違うだけ、住むところが違うだけと思われがちですが、大まかな生態は似ていても少しずつ違います。
まとめ
深海に住む海のダンゴムシといわれるオオグソクムシ。
彼らの生態はまだまだ謎が多いところではあります。
とはいえ、水族館でのんびり動くキモカワな姿に癒されるものですね。