クマムシ、というものをご存じでしょうか。
このクマムシは、地球最強の生物ということで非常に有名な動物です。
世界最強というのも、なんとこのクマムシは、150度を超える高温下、絶対零度付近の超低温下でも生存することができるんです。
人間を基準にして考えてみても、とんでもない悪環境だということは分かるでしょう。
また、水分のほとんど無い乾燥状態、宇宙空間などの真空状態などでも生存することができる動物なのです。
でも実は、このクマムシというのは特定の動物を指していう名称なのではなく、1000種類ほどいる「緩歩動物」という種類の動物を総称して言われる名前です。
そんな動物がどうして「クマムシ」なんていう名前で呼ばれることになったのかということや、学名などのこともまとめて紹介していきたいと思います。
クマムシの名前の由来は?
クマムシの中でも色々な種類はいるのですが、その中の一種にドゥジャルダンヤマクマムシというものがいます。
これが「クマムシ」という名前で想像される姿の代表的なものの形なのですが、その姿がずんぐりとしていて、動物の「クマ」に見えるところから、和名では「クマムシ」と呼ばれるようになったと言われています。
クマムシの学名は?
クマムシはあくまで種類の名前なのですが、その中でも、日本の長崎県の温泉で発見されたと言われているオンセンクマムシなどは、「Thermozodium esakii」という学名がついています。
ただし、このオンセンクマムシは発見されて以後70年ほど、二度目の目撃情報が無いため、存在しているかどうかが怪しいとも言われています。
クマムシは英語で言うと?
クマムシは英語で表記される場合には、waterbears、tardigradeなどと言われることがあるようです。
クマムシの多くが水生生物であることから、このように言われているのではないかと言われています。
まとめ
クマムシの名前について、色々見ていきました。
意外と名付けの発祥はかわいらしいところからきていたんですね。