4億年前からその姿をほぼ変えずに繁殖、生存を続けるラブカ。

その生態にはまだまだ謎が多く含まれており、化石と称されつつ、神秘的な存在が人気のサメの仲間です。

秘密が多いそのラブカは、その発見も稀ながら、沢山の仮定や流れる噂からも希少価値を高めていると言われます。

例えば、ラブカの発見後すぐに地震が起きると聞きます

地震の前兆を知らせるとされているウナギやナマズ同様、その証明や確実性は明らかなのでしょうか?

ラブカと地震の関係についてお伝えします。

ラブカ 生態

ラブカの発見は地震と関係があるの?

太い胴体、2mもの巨体をゆったりとくゆらせながら遊泳する深海魚ラブカ

時にその姿は仲間のサメというよりも、大ウナギやナマズに似ているとも言われます。

そのフォルムのせいか、以前より「地震の予知をする」と言われることがあります。

確かにラブカの生息地域の中では、日本での発見や捕獲のケースが多いと言われています。

また、ラブカの発見後数日以内にかなり大きな地震が起きていることもデータとして残っています。

しかし、実際データを検証すると、ラブカ発見場所から地震の震源地が遠いことや、発見から1日で地震発生することもあれば、3ヶ月ほども離れているケースもあり、これら全てを確実なデータと言わしめるには難しい状態です。

これらのことから、立証するにはデータがまだ少なく、果たしてこれがラブカによる予知かと証明できる確証には届きにくいという範疇なのです。

しかし、現在もラブカ出現と地震の研究は続けられており、ラブカがれっきとした地震予知能力を備えているとなると、今後天災予知とその備えにおいて重要な存在となりうることでしょう。

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まとめ

時に漁の際紛れて水揚げされることがあります。

その数日後にどこかで地震が起きる、そのこととウナギザメの異名が都市伝説を作り上げているに過ぎない、という結果が現在優位な意見のようです。

ただ、まだまだ生態には謎が多いラブカだけに、このような特殊能力を持ち、現代世界の平穏維持に遣わされた存在と珍重されることも、存在理由として叶っているようにも思われ、今後さらに確実な例が増えれば増えるほどラブカが人類にとって身近なものになりうるのではないでしょうか。

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