ハナヒゲウツボは、花びら状に開いた鼻を持っていて、リボンのようにクルクルと泳ぐ姿が印象的な魚です。
雄から雌へ性転換して、成長の過程で体表の色がコロコロと変化する珍しい魚とも知られています。
ハナヒゲウツボは水族館などでよく見かけますが、コツを掴めば自宅で飼育することも可能です。
その際、ハナヒゲウツボはどのような飼育環境が適していて、どのくらいの値段で購入することができるのでしょうか?
ハナヒゲウツボの飼育方法とその値段
ハナヒゲウツボは熱帯魚ショップやなんとネット通販などで購入することが可能です。
価格はおよそ7000円前後です。
体長40~70cm程度で販売されていることが多く、最大で130cm程まで成長し、寿命は10年程度と言われております。
体が柔軟なので、体より小さめの水槽でも飼育は可能です。
大きいサイズのハナヒゲウツボは暴れやすい傾向があるので、購入後の取り扱いに注意して飼いましょう。
ハナヒゲウツボは、落ち着いた環境を好みますので、ライブロック等を使用して隠れ家を作ってあげると良いでしょう。
塩ビのパイプやホースを設置してあげるのも手です。
また、ストレスによってわずかな隙間から飛び出る傾向がありますので、フタつきの水槽でしっかりと閉めておく必要があります。
オーバーフローの水槽の場合は、出口を囲いするなどの対策をしておきましょう。
水槽を頻繁に飛び出そうとしたり、頻繁に泳ぎ回ったりしていたらストレスが溜まっている可能性があるので、水温や濃度などの水槽環境を見直してみてください。
水質の悪化にも弱いので、水槽内を綺麗に保つようにしましょう。
まとめ
ハナヒゲウツボはちょっと飼育が大変かもしれませんが、その分珍しい生き物なので自宅で飼っている人はなかなかいないので、ぜひ飼ってみて長生きさせてあげるといいでしょう。
来客者はハナヒゲウツボを見たら驚くと思いますが、水族館のようで子供たちは興奮してくれると思います。