数多くの珍しい深海魚が生息していますが、リュウグウノツカイも平べったく細長い体、インパクトのある顔はとても珍しい魚です。
珍しい魚なので生態が気になりますが、リュウグウノツカイは深海に住んでいる魚なので詳しくは分かっていないそうです。
それでは、今回はリュウグウノツカイの稚魚についてご紹介します!
葛西臨海水族園に行ってきました。
今まで行った水族館の中で一番でした。
珍しい生き物が多いしアート作品のような綺麗な水槽があったりで2時間いましたがあっという間でした。
ちなみにヒラメの稚魚はリュウグウノツカイにそっくりですね。 pic.twitter.com/s5vVUmX0Y3— nabeyaki (@nabeyakidou) 2016年5月3日
リュウグウノツカイの稚魚はどんな特徴を持っているの?
卵は浮性卵なので、海中を浮遊しながら海、卵が孵化した後は外洋の水面の近くでプランクトンを食べて成長していくようです。
成長するにつれて稚魚は水深200m~1000mと成魚と同じところで生活するようになります。
稚魚の時は、水面近くに居るため漁師の網に良くかかることがあるようです。
稚魚は変態しながら大きくなっていくので、親のような神秘的な体とはかけ離れています。
下あごは大きく前へ出て、体全体は制御と同じ銀白色ですが、成魚の特徴である赤い背びれはありません。
メキシコでの記録ですが、リュウグウノツカイの産卵時期は7月~12月と意外と長い期間で行われるようです。
稚魚の時は、水面近くで生活しているため大型の生き物に食べられてしまう可能性があります。
成魚になると最大で11mほどになるので、サメを除いて他の生き物に食べられることはほとんどないようです。
成魚も稚魚と同じくプランクトン食性で、主にオキアミやエビなどの甲殻類を食べているそうです。
その他には、クラゲや小さな魚、イカなども食べると言われ、餌を食べる時はほぼ垂直の姿勢で獲物を食べると言われています。
深海で暮らしているリュウグウノツカイの姿は滅多に見ることができず、映像などもほとんどありませんが、2001年に偶然にもアメリカの海軍のカメラに撮影されていたようです。
まとめ
今回は、リュウグウノツカイの稚魚についてご紹介しました。
孵化したばかりの稚魚は水面近くで生活しているようです。
成魚と同じくプランクトンを食べて成長し、成長していくうちに連れて水深200m~1000mのところで暮らすようになるそうです。
稚魚は変態しながら成長していくので親のような神秘的な姿からはかけ離れているそうです。
稚魚の時期は水面で暮らしているのでどんな姿をしているのか機会があれば見てみたいですね!