深海魚と聞いてどんなイメージが浮かびますか?

深海魚特有のギョロッとしたちょっと怖い見た目でしょうか。

未知の世界でもある深海、そこに住むサルパという生物は、なんと透明でキレイと騒然!

数年前ニュージーランドでオオサルパが漁獲された写真が話題となりましたね。

オオサルパをはじめとするサルパには果たしてどれくらいの種類がいるのでしょうか?

リュウグウノツカイ 生息地

美しい深海魚サルパの種類

まずはじめに、サルパはどの生き物の仲間でしょうか。

透明だからクラゲ?と思う方もいるかもしれませんが、サルパはクラゲではなくホヤの仲間です。

基本的には樽型をしており、無性生殖だったり有性生殖だったりで繁殖する、かなり特殊な繁栄方法を持った生き物です

では本題です。

サルパの種類は深海魚の中でも多いと言われており、その数なんと64種類

なかでも有名なのがオオサルパでしょう。

ニュージーランドで釣り上げられた写真が話題となった、あの写真でつままれているサルパです。

サルパが話題となった火付け役ともいえる存在ですね。

別名は「サルパ・マッジョーレ」。

実は日本でもその姿を確認することができます。

主に冷たい海に生息していますが、沖縄など比較的暖かい海域でもその姿が目撃されており、私たちにとっては親しみやすい存在かもしれません。

他にも、クチバシサルパ、ヒメサルパ、ロッカクサルパなど種類は多種多様!

深海でいくつもの個体が連なって出来る「連鎖個体」は圧巻の一言です。

まだまだ不可思議な生命体ではありますが、それぞれが個性的な存在ですね。

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まとめ

オオサルパを見たとき、私は一瞬「透明なお魚!?」と勘違いしてしまいました。

それくらいオオサルパは魚のようなサイズだし、美しかったんですよね。

サルパ自体はもっとホヤやクラゲ寄りで、手足もなく孔を開閉させて浮遊する姿がまた幻想的なわけですが。

ちなみに、オオサルパの別名であるサルパ・マッジョーレの「マッジョーレ」とはイタリア語で「大きい」という意味だそうです。

大きいサルパだからオオサルパ。

生き物の名称は案外安易な意味合いだったりしますね。

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