ダンゴムシや、フナムシの仲間の、深海の生きものオオグソクムシは、水族館でキモかわいいと人気ですが、食べたことのある人はいるでしょうか?
最近では、静岡県焼津市のふるさと納税返礼品として、10,000円以上納税した希望者にこのオオグソクムシを生きたまま送られることが話題になりました。
このオオグソクムシを食べたことがある人は少ないと思います。
興味のある方のために、オオグソクムシを食べるとどんな味がするのかについてお話しします。
オオグソクムシの塩ゆで。
思ったよりも食べるところありました!
味は海老と言うより蟹に近いと思いました。
ごちそうさまでした。 pic.twitter.com/fDgQIbollv— 蟹蟲修造 WFお疲れ様でした (@731mm88) 2017年12月6日
オオグソクムシの味とは?!
オオグソクムシは、シャコやエビのように食べることができます。
美味しいということですが、食べる人により感じ方はまちまちです。
お腹に外敵を排除するための体液を持っており、自分自身も危うくなるほどのもので、大変苦いそうですので、オオグソクムシを食べる際には絶対に内臓は食べないで下さい。
どう調理するかというと、酒蒸しにしたり、焼いたりと色々ありますが、一番ポピュラー?な食べ方はシンプルに、そのまま素揚げにしてしまう方が多いようです。
しかし、この調理法は、足が口に刺さって痛い上に、内臓が油で弾けてしまうのでお勧めしません。
そこで、オオグソクムシを調理する下処理をご紹介しましょう。
下処理をして、調理すれば、エビのようなもので、抵抗なく食べられます。
1.まず頭を取って、オオグソクムシの両脇をキッチンバサミで切り取り、足を取り除きます。
2.お腹の内臓を潰さないよう、そっと洗い流すようにお尻側から取り除きます。
3.よく洗って塩コショウをし、油で揚げる場合は、よく水分を拭き取りましょう。
4.好きな調理法で調理しましょう。
ただし、刺身では食べないよう注意して下さい。
ミソの部分を食べるとカニのように美味しい、という人もいますが見解は人それぞれ。
ちなみに、焼津市では、オオグソクムシを丸ごと煎餅にしてお土産で売っているそうです。
まとめ
オオグソクムシの味は、好き嫌いがありますが、美味しいという人はエビやシャコに似た味で美味しいと言います。
ふるさと納税で、興味が湧いて返礼品に申し込んだ方も沢山いたそうです。
しかし、送られてきたものをどう食べたらいいのか、調理方法に困ってしまいますね。
そのまま飼うこともできますが、クール宅急便ですので、届いた日に開けてあげてくださいね。