凶暴な印象が全くないイソメですが、今回ご紹介する「オニイソメ」はそれとはまったく比較にならないほどの恐ろしい生態を持っています。
それはどんな生態でしょか?
今回は、オニイソメという海底のバケモノと呼ばれる生き物の大きさやその生態について見ていきましょう!
オニイソメの大きさの特徴とは?
オニイソメは夜行性で、海底の土の中にその長い身体を隠して5本の触覚に外部の刺激が届くのをジッと待っています。
土の中にはどれくらい長い身体が隠れているのでしょうか?
実は、発見されたオニイソメの中で最も大きなサイズは3m近くにまでなる個体がいたのだそう。
その見た目は多毛類のため、足が沢山あるまさに大きな「ムカデ」そのものです。
体色は黒褐色、金属のような光沢があり、鋭い顎と先ほども書いた5本の触覚で、獲物を狙うのです。
また、鋭い歯を持っていて雑食性なのも特徴で、狙った獲物はものすごい速さで半分に切断されてしまうほどの凶暴な性格なのもこのオニイソメの持つ生態なのです。
一般的な水槽などで見つかるオニイソメの大きさはだいたい1.5mで、幅は約3cmほどまでのものなんだそうです。
もちろん、それよりも小さな時に発見できればミミズのような感じなので駆除もそこまで大変ではありませんが、1mを超えるとなるとピンセットなどでつまむのも怖いですよね。
オニイソメについて色々と見てきましたが、実は他の生き物たちのように詳細が不明なことが多いオニイソメ、生殖はおそらく体長が100mm程度の初期段階で起こると言われています。
そして獲物を狙って狩りをする際には、相手を攻撃して体内に毒を注入しているなんて説まであります。
水槽内に現れるととても厄介な生態のオニイソメ、まだまだ多くの謎がありそうです。
まとめ
今回は海底に住むバケモノの愛称で知られている「オニイソメ」の大きさやその見た目などの生態について見てきました。
他の生き物に比べるとまだまだ解明されていないことの多いオニイソメ、日本国内で発見されたものの中で1番の大きさは3m、一般的な大きさの物でも1m以上にまでなると言われている
オニイソメはその鋭い歯や顎で捕食する獲物を狙います。
出来ることなら水槽内には現れないでもらいたい生き物です。
早急なオニイソメの生態解明を願いたいですね。