オオグチボヤって聞いたことがありますか?知っていますか?
先日、深海魚図鑑を子どもと見ていて、なんだこれは!と思った生き物のひとつです。
見た目は、マリオに出てくるキャラクターのパックンフラワーのようで、まさにこれをイメージして作ったのか!?と思うようなフォルム。
そしてクラゲのような色合い。
海中でニタニタ笑っているような不思議で神秘的な生き物。
今回は、このオオグチボヤについてお話ししていきたいと思います。
オオグチボヤの口は? 果たして食べるものは何?不思議な生態について教えて!
オオグチボヤは深海に住んでおり、この大きく見える口のようなものを見てオオグチボヤと言う名前がついたのです。
しかし、実際はこの口に見える部分、入水孔と呼ばれるものであり、ここを開き小さな生き物などを食事として取り込んでいるのです。
入水孔は口のように見える部分ですが、出水孔は頭のように見える部分の1番上にありますよ。
体は寒天のようで半透明に見えます。
眼はほとんど見えませんというか、眼自体あるのかどうか…と言ったところです。
というのも、深海魚あるあるですよね。
眼は深海では役に立つことがほとんどないので退化してしまっている、というわけなのです。
この、オオグチボヤ、半透明だし大きな口をあけているように見えるし、一体、深海では何を食べているのでしょうか。
魚が食べるものの代表格が「プランクトン」だと思いませんか?
しかし、このオオグチボヤは自分で餌を捕まえるのです!
なぜなら深海にはプランクトンがほとんど存在しないからなのです。
では、何を食べているのかというと「無脊椎動物」と言われています。
例えば、どんなものがいるかと言いますと、エビやカニ、ダイオウイカなんかも有名ですね。
まぁ、オオグチボヤはそこまで大きなものを捕まえることはないので、深海にいるエビなどを捕まえて捕食しているのだと思われます。
まとめ
日本では富山県沖に生息しているようですよ。
この可愛いフォルムでファンの方も多いらしい。
私も捕食シーン是非見てみたいなぁ・・・