水族館や、ペットショップなどには、様々な種類の魚が涼しそうに泳いでいますよね。
本当に様々な種類がいて、メダカや、金魚、はたまたクラゲやフグなど。
小さな淡水魚から、大きな海水魚まで。
どんな魚も飼育できるのでしょうか?
サメなど飼えたりするのでしょうか?
ナヌカザメ届いたーー
1メートル弱。結構大きいー pic.twitter.com/REYUuVmBxd
— sakuya (@GxerhbS344) 2018年5月24日
ナヌカザメってどんな生き物?飼育できる?
サメの仲間にナヌカザメという生き物がいます。
主に北西太平洋沿岸の水深90~200mの岩場に生息しているサメで、体は大きく最大で1.4mにもなり、大きな口を持っています。
体はずんぐりとした太い胴体をもっていて、背中は固いですが、お腹は柔らかく伸縮性に富み、緊急時などに海水を吸い込みフグのように膨らみ、岩場などに固定することができます。
あまり、素早く動く生き物ではなく、岩陰などでジッとしていることが多いです。
しかし、食欲は旺盛で魚や甲殻類、クラゲや、はたまた共食いもすることがあるようです。
特徴的なのはその卵で、プラスチックのような質感でつくられたハープ形状のもので岩場や海藻などに固定できるように両端に蔓のようなものがあります。
まれに流されて、陸上でみつかり、人魚の財布など言われることもあります。
性格はほかの獰猛なサメと一線をおいてややおっとりとおとなしいことが多く、飼育環境下によりますが人に慣れることもあります。
一部水族館では繁殖も成功させているそうです。
ちなみに一部地域ではほかのサメより癖がないということで食ベられてもいます。
まず、入手方法としては、インターネットで販売元の公開をしていましたので、入手はその時々となりますが可能のようです。
生活環境を整えることに関しては、まず、巨大な水槽が必要となりそうです。
活発に動く生き物ではなく、おとなし目で人を襲うことはないとはいえ、成長すると1mを超すものですので、ストレスないサイズが好ましいといえます。
また、水深90~200mの生き物ですので水質や特に温度管理がとても重要になってきます。
水族館では冷たい水温の水槽の中で飼育されていました。
そして、食欲旺盛のため毎日の食事の用意も欠かせません。
最低限、特注の大きな水槽や、旺盛な食事の準備などの環境を整える必要があるため、一般家庭で飼育は少し困難なイメージが付きますね。
まとめ
昨今は色々な生き物を飼育できてきたようになりましたが、ナヌカザメは一般ではまだまだ飼育は難しそうです。
しかし、水族館では繁殖できていますので、不可能ではないはずです。
もし、飼える環境がととのえることが出来ましたら、末永く大切にかわいがってあげてくださいね。