深海に棲む可愛いタコのメンダコをご存知ですか?

映画「ファインデング・ニモ」にも登場しました。

メンダコという名前は、陸に上がったら面のように平たくなるからメンダコとなったと言われています。

深海に棲むため、あまり詳しい生態は分かっていません。

又、飼育もとても難しいようです。

大きさや特徴も普通のタコとは随分違うようです。

今回はメンダコの大きさと特徴について紹介します。

#国立科学博物館#メンダコ カバのデスマスクみたいだ

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メンダコの特徴って?

タコと言えば、8本の足を自由に動かしてクネクネ動く姿を想像しますが、メンダコは一味違います。

メンダコも足を8本もっていますが、こちらはあまり自由には動かせない様です。

脚が放射状に広がっていて、外観は私達がよく知るタコとは随分と違います

又、一般のタコは吸盤が2列になっていますが、メンダコには1列しかありません

動きは、とてもゆっくりでこれも普通のタコとは大分違います。

エサの少ない深海で暮らしていくため、体力の消耗を抑えるために、緩やかな動きになったと言われています。

泳ぐ姿はまるで海中のUFOのようです。

泳いでいるとき、頭に耳の様なもの(鰭です)がついていて、それがぴくぴく動くのもまた可愛いです。

「ファインデング・ニモ」に登場したメンダコは墨をはいていましたが、メンダコは墨をはきません。

深海に棲むことで墨袋を無くしたようです。

普通のタコは食べると歯ごたえがあって美味しいですが、メンダコは全く美味しくないそうです。

体のほとんどが水分でできていて、まるで海水を食べているような感じだそうです

又、匂いがシンナー系薬品の様に強く、漁師さんの網にかかった場合他の魚に匂いが移っても困るので、すぐに捨ててしまうそうです。

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メンダコの大きさって?

メンダコは、水の中にいないと柔らかい体を支えきれずに、ぺしゃんこになってしまいます。

体長はおよそ20cm位で、大きいとは言えません

泳いでいる時のサイズは人の手のひら位です。

まとめ

メンダコは、タコと言うにはかなり小さいですね。

ぺしゃんこになった姿はあまり可愛いとは言えないですが、泳いでいる姿は何とも可愛いものです。

今や、深海生物のアイドル級の人気のメンダコですが、いつでも見ることができる訳ではありません。

水族館へ行く前には必ず確認をしてから行きましょう。

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