深海の不思議な生き物として水族館で人気のオオグソクムシとダイオウグソクムシですが、どう違うのか分からないという方のために、この2つの生きものの違いをピックアップしてみました。

ダイオウグソクムシ 人気 理由

オオグソクムシとダイオウグソクムシ の違いとは

オオグソクムシの特徴について

・体長  10センチから15センチ

・体重  40グラム位

・生息地

日本の中陸部、日本海、台湾の水深150メートルから600メートルの深海や大陸棚の砂底

・飼育環境

海水で水温10度から17度に管理する必要がある

温度が低すぎると動かなくなり、17度を超えると、急に動きが活発化して亡くなるため注意が必要。

プラケースなど、小さめの水槽でも飼育可能。

・防衛行動

ダンゴムシのように身体を丸め、黒い汁を出して外敵から身を守る

ただし、完全に丸くはならない。

・給餌サイクル

2.3日に一回。食欲はそこそこあり

・その他

砂に潜り、身を隠すことがある。

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ダイオウグソクムシの特徴について

・体長20センチから40センチ

・体重1キロから1.5キロ

・生息地

メキシコ湾、大西洋、インド洋北部、水深300メートルから2100メートルの深海に生息

・飼育環境

水温4度から10度

1メートルほどの大きな水槽が必要。

飼育下では食欲があまりなく、何年も食べないことがあるが、生き続けることができる。

・防衛行動

尻尾についたトゲを持ち上げて威嚇する

・給餌サイクル

1カ月に1回程度。

動きが緩慢でほとんど動かずに岩場などに隠れることが多い。

まとめ

いかがでしょうか?

まだまだ研究途上で謎の多い生き物ではありますが、似た姿をしていても、大きさだけの違いではなく、少しずつ生育環境が違うことが分かるかと思います。

ちなみに、オオグソクムシも、ダイオウグソクムシも水族館の生き物としておなじみではありますが、購入して、自宅で飼うことができます。

オオグソクムシの価格は平均2,500円位、ダイオウグソクムシの価格は100,000円位です。

また、アジアではダイオウグソクムシをぶつ切りにして食べる国があると言います。

高級な食べ物ということですが、食べるには勇気が必要そうです。

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