アカザエビって知っていますか?
日本近海の深海に生息するエビの一種です。
そう言われてもピン!と来ないかもしれませんが、「テナガエビ」の名前を聞くと知ってる!っていう方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
むしろ食べたことがある!という方もいらっしゃるかも!?
お刺身はもちろん、お味噌汁にしたり、パエリアに使ったりすることが多いようです。
標準和名でのテナガエビとは異なりますが、アカザエビとテナガエビを同じ呼び方をする地域もあるようです。
今回は、こんなアカザエビの価格についてお話ししていきたいと思います。
アカザエビ〜
値段高すぎる… pic.twitter.com/tjbGABCvhM— 元京都中央卸売市場113号大〆 (@red2red2red2) 2014年12月26日
アカザエビの価格はどのくらい?実は高級な生き物だった!!
実は、このアカザエビ、一般的に流通することは滅多に無いようです。
確かに、実際に見る機会は無い気がします。
なぜなら、高級だから!なぜなら、手に入りにくいものだから!
日本だけではなく、ヨーロッパなどでも非常に人気があるんですよね。
始めに、アカザエビは深海で生息していると述べましたよね。
英名は「ジャパニーズ ロブスター」、日本固有のエビなのです。
生息地は千葉県~宮崎県の海底に生息しています。
深海(水深200メートル~400メートル)に住んでいるので、捕獲方法は底引き網漁、底刺し網漁、かご漁がほとんどです。
ほとんどが食用で捕獲するもので、新鮮なものほど高級で、高値で取引されます。
生食用で、1キロ7000円ほど。
1匹の大きさは10センチ強。
およそアカザエビは25匹入っているようです。
普通の赤エビならば1キロ当たりおよそ2000円。
大体、3倍強のお値段になります。
やはりどう考えてもアカザエビは高級なものです・・・
まとめ
どうしてここまで値段が張るかというと、海外に流通することが多く、日本ではあまり流通する機会が無いからです。
なので、どうしても高値で取引されてしまいます。
そして、捕獲量が少ないということが大きな要因かもしれません。
アカザエビは日本固有、しかも深海に住むエビです。
捕獲方法、捕獲量ともに限度がありますよね。
天然のものなので神頼み・・・ということになってしまうのかもしれませんね。